【HACHForum03】「まちとアートをつなげるハブ」開催のお知らせです。
HACH主催のワークショップ「Planning & Intervention」の講師として招へいされた、広島の美術を支援する事業家たちを中心にシンポジウムを行います。彼らが今までの活動で経験したアーティストやメディエーターとの連携の実態から、近隣住民や様々な利害関心が異なる団体との交渉、その運営を含めたノウハウなどをお話いただきます。また、広島で芸術支援活動するために連携すべき団体について改めて考察し、展望を話し合います。
「Planning & Intervention」は、未活性空間でのアートの設営方法と技術について様々な利害関心が異なる住民や団体との交渉・契約・リスク管理・物資調達・組織づくり等を、ワークショップを通して実践していくことを掲げています。地域で創作活動をする人や街づくりに携わっている人を対象とし、領域を超えて人と人が出会い新しいことを育む場を創造します。
基町アパート17号棟「Unité」を拠点とし、「未活性空間へのやさしい介入」をテーマに全6回のワークショップと成果展示で構成している企画です。ワークショップの参加者は3名の講師から地域介入事業のノウハウを学ぶことができます。講師らは普段それぞれ建築、施工、空間設計に携わっており、よりチーム連携に特化した共同実践を行いました。
−詳細−
【HACHForum03】「まちとアートをつなげるハブ」
登壇者:天野耕太、齋藤慶和、中原佑介、中村圭、板井三那子
日時:2023年2月5日(日)14:00-16:00(開場13:30)
会場:基町中央集会所(広島市中区基町19-6)
駐車場はございません。ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
定員:80名
−申し込み方法−
申し込みフォーム(Microsoft Forms)よりお申し込みください。
フォームからの受付は2月2日(木)23:59締め切りです。
定員に達し次第、募集を締切らせていただきます。
当日は空きがあれば参加可能です。
−登壇者プロフィール−
天野耕太(あまのこうた)
13 歳よりスペインのベンポスタサーカス団に所属。帰国後、サーカス巡業によって培った施工技術を活かし、国際芸術祭「大地の芸術祭」にてインストーラー業務を行いながら、新潟で個人の美術教室「アトリエ〇〇(マルマル)」主宰。現在広島在住。
齋藤慶和(さいとうよしかず)
2015年設計事務所スタジオモブを広島、福岡で中尾彰宏と共同主宰。2020年呉に200坪の土地建物を購入し、自宅兼 3 拠点目となる呉事務所を開設。2022 年妻の齋藤愛と共に、貸しスペース「結わふ」を企画、運営する。
中原佑介(なかはらゆうすけ)
西日本豪雨災害をきっかけに放置竹林の問題に取り組むTEGO を起業、呉駅前の壁画アートイベント ART 地プロジェクト実行委員会代表。本業では中原建設 (株) 専務を務める。
中村圭(なかむらけい)
デザイナー。広島市立大学芸術学部准教授。基町プロジェクトのディレクター。広島市ひろしま街づくりデザイン賞受賞者選考審議会委員、ひろしまグッドデザイン賞選定委員会委員。
板井三那子(いたいみなこ)
HACH運営メンバー。「Planning & Intervention」ワークショップ進行役。HACH事業「横川ブンカケン」では、地域に仮設研究所を設置し、人の出入りを通して地域の文化を探りながら市民と芸術を繋げるマッチング活動を行った。
−関連イベント−
Planning & Interventionワークショップ成果展示
「やさしいかいにゅう」
期間:2023年2月1日(水)-5日(日)12:00-17:00
会場:Unité(ユニテ)
住所:広島県広島市中区基町16番17-108号
主催:HACH (Hiroshima Arts&City Hive/広島芸術都市ハイヴ)
運営:HACH
令和4年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
(事業名:街に介入する芸術、その公共性の議論を促すメディエーター養成プラットフォーム)